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好胤和上、続き

  • 2017年12月06日 (水)

さざんか1元の薬師寺管長、高田好胤和上には、逸話が多く残っています。
そのひとつ。
仲の良かったひとりが、桂米朝さん。
米朝さんは、好胤師の話術から学ぶことが多かったらしく、「人を自分の畑に引き込む力、その要領を教わった」と評価していたとのことでした。
米朝師が好胤師をやり込めた、というお話。
米朝師が薬師寺を訪問した時、床の間に同寺の先師による「本来無一物」という掛け軸が掛かっていた。
米朝師は大変気に入って、是非と所望した。ところが、好胤師は「これだけは…」と巌と譲らなかったのですが、米朝師が「本来無一物、それが、僧のあるべき姿では…」と言い、とうとう好胤師が返答に困り、米朝師のもとに譲渡された、という話が伝えられています。
その掛け軸、今、どこにあるのでしょうかね。

駄句
〇十二月手帳の残りわずかなり


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