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小坂奇石先生

  • 2014年10月21日 (火)

DSC_1771先日の「天理文化の会」の催しは、石上神宮の「参集殿」で行われました。
その会場に入り、会が始まってしばらくして、正面の襖が開けられたとき、目に入ったのが、「鎮魂」という字でした。
これは、ただの人の字ではないとすぐわかり、あの先生かとも頭に浮かびました。
そこで、同席しておられた宮司さんにお聞きしますと、やはり「小坂奇石先生」でした。
私も思った通りでした。
IMGこの先生は、奈良の地酒である「春鹿」の字を書いた先生でもあります。
すでに90歳で亡くなられています。
私は、数あるお酒のラベルの字で、もっとも格調のある名人の字がこれだ、と思っています。
30数年前に「参集殿」が建てられたときにご揮毫いただいたものだそうで、先生はこの後、大きな賞を戴かれたとのこと。
これを見ただけでも、行った価値がありました。
めったに入れないところでしたし。